脚本:チョン・ユンジョン
演出:キム・サンホ
韓国MBCにて全20話で放送。
作品紹介
主人公のウノは前宰相の庶子。
母親の身分のせいで、イジメられる事も多かったが、それでも母を慕っていた。
所が母はと言えば、自分の一族を陥れた者を恨んでいた。
元々は位の高い家柄の娘だったから。
そうしていつもその瞳は憎い相手を映し、我が子を映すことはないかのように見えた。
そんな母が三年前から消息不明になってしまった。
父の邸で暮らしながらも、時折母に会いに行っていた彼。
その母は瞳に彼を映さないはがりか、その耳に彼の声も届いていないように思え、いつまでも憎しみに縛られる姿に苛立ち、声を荒げてしまったのが最後だった。
以来母の行方が分からない。
だから彼は母を探しに密陽へ。
そこで彼は1人の幽霊と出会う。
アランと呼ばれる女の幽霊は、気づいたら死んでいて自分の名前も分からないし、なぜ死んだのかも分からないのだと言う。
幼い頃から幽霊が見えてしまい、面倒な事ばかりだった彼は、そんな記憶喪失の彼女の事も見えないふりをしてやり過ごした。
しかしその後幽霊が見えるとバレてしまった事から、付きまとわれる羽目に。
何度も何度も自分の死の真相を知りたいと騒ぐ彼女に、もし使道にでもなれたら調べてやる…と無理な事を言って返した。
これでアランから解放されると思って。
所がアランの方が一枚上手で、巫女を利用し、お告げとして役所の役人に新しい使道に相応しい者が居る…と彼の居場所を教えたのだ。
そうして寝ている所を拉致され、無理やり使道にされてしまった彼は、アランとの約束を果たさなければならなくなってしまった。
初めこそやる気がなかったものの、彼女が母のかんざしを待っていた事から、彼女の死について調べれば母を探せるかもしれない…と思った彼は、アランと共に彼女の死について調べ始めた。
そうして2人が見つけた真実とは?
キャスト
ウノ(イ・ジュンギ)
アラン(シン・ミナ)
玉皇上帝(ユ・スンホ)
ジュワル(ヨン・ウジン)
ムヨン(パン・ジョンス)
閻魔大王(パク・ジュンギュ)
パンウル(ファン・ボラ)
トルセ(クォン・オジュン)
ホンリョン(カン・ムンヨン)
吹き替え
ウノ(石田彰)
アラン(竹内絢子)
玉皇上帝(不明)
ジュワル(河本啓佑)
ムヨン(鈴木雄二)
閻魔大王(不明)
パンウル(不明)
トルセ(寸石和弘)
ホンリョン(不明)
※声優さんが不明な箇所があります。
分かり次第記載して行きたいと思います。
感想&ネタバレ
各話ごとのネタバレ(あらすじ)と全体の感想です。
第1話から第5話
・第1話「府使(ブサ)を求む」
・第2話「かんざしの記憶」
・第3話「アランの祈り」
・第4話「三途の川」
・第5話「桃園の誓い」
第6話から第10話
・第6話「チェ大監家の秘密」
・第7話「封印されていたもの」
・第8話「閻魔の怒り」
・第9話「真夜中の花見」
・第10話「満月2つ」
第11話から第15話
・第11話「ムヨンの苦悩」
・第12話「ソリムの日記」
・第13話「400年ぶりの再会」
・第14話「ウノの師匠」
・第15話「玉皇上帝の計画」
第16話から第20話
・第16話「ソリムの死の真相」
・第17話「あの日の記憶」
・第18話「アランの手紙」
・第19話「母の願い」
・第20話「アランと使道の物語」
イ・ジュンギさん主演の「アラン使道伝」はFDOにて配信中。
FODプレミアムのお試し期間を利用すれば、1ヶ月無料で楽しめます。
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★☆☆
個人的満足度:★★★★☆
イ・ジュンギさんが好きなので、彼が出演しているだけで大満足ではあります。
最初に拝見したイルジメに比べ、着ている衣装が両班のものだからか、最初は少しアクションに物足りなさを感じました。
でも扇で戦う姿も様になっているし、次第にアクションシーンの演出もよくなっているように感じ、最終的には楽しめました。
そしてやっぱりイ・ジュンギさんに石田彰さんの声はすごく合うな…とうっとりです。
時代劇ではあるものの、ファンタジーな要素も多く、コミカルなシーンも見られ、時代劇は苦手という方にもおすすめしたい作品です。