ドラマ「太陽を抱く月」第1話ネタバレ

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ドラマ「太陽を抱く月」の第1話「恋のさざなみ」のネタバレ(あらすじ)です。


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天に太陽は一つのみ

古来より朝鮮では王は太陽、王妃は月に例えられていた。


現在の王にはウィソングンと言う腹違いの弟がいた。
そしてそのウィソングンには親友の大司憲(テサホン)がいた。
大司憲は王に外戚を貶めるような進言ばかり。


大妃(後の大王大妃)には、そんな大司憲が邪魔だったのだ。
大妃は外戚を重用したいと考えていたから。
だから邪魔者を消してしまおうと考えた。
邪魔な進言ばかりする大司憲と、その親友で王の腹違いの兄弟であるウィソングンを。


天に太陽は一つで良い。
二つの太陽など、争いの元でしかない。



そうして大妃はウィソングンが内紛を企て、それを知った親友の大司憲は、ウィソングンを止められなかった事を悔やみ、ウィソングンを殺し自らも自害した…と言うシナリオで、二人を亡き者にした。


ちょうど大妃が刺客を送り込んだ時、星宿庁(ソンスチョン)の巫女であるアリが、高い神力からその事を察知。
元はウィソングンの邸で働いていたアリは、神力を買われ星宿庁に移ってからも、優しい主人を慕い続けていたのだ。
だから主人の身を案じて、親友のノギョンには止められたものの、急ぎウィソングンの邸へと向かった。


けれど彼女は間に合わなかった。
たどり着いた時には、ウィソングンが斬られる所だったのだ。


恋い慕う男が謂れのない罪を着せられ殺される瞬間を目撃してしまったアリは、そのショックに耐えきれず息を漏らしてしまった。
すると刺客たちはそれに気づき、目撃者である彼女を消そうと追って来たのだ。


なんとしても真実を知らせたい彼女は、必死に逃げる。
けれど森の中で追い詰められ、遂に背後の崖から落ちてしまった。


巫女の死、新たな命の誕生

崖から落ちたアリは、幸いにも命に別状はなかった。
それでも追われる身。
なんとか逃げようと、怪我を負った体で必死に動き出した。
そうして通りに出た所で倒れてしまった。


その通りをたまたま輿が通りかかった。
突如輿の前に現れ倒れた血まみれの女に、一行は驚き声を上げる。
何事だ?」外の様子に驚き、輿の主人、弘文館(ホンムングァン)大提学(テジェハク)の妻が身重の体ながら輿を降り、アリに駆け寄った。
そうして見ず知らずの女であるアリを輿に乗せてくれたのだ。


そうして検問も、その妻の機転で切り抜け、無事に門を通る事が出来たアリは、その神力で視てしまったのだ。
弘文館大提学の娘の未来、そして自分が死ぬと言う未来。


太陽に近づくと滅亡してしまうのに、太陽のそばで仕えなければならない運命の子。
それが大提学の娘。


だから彼女はその妻の乗る輿を追い「奥様」と声をかける。
そうして改めて「このご恩は死んでも忘れません」と礼をいい、「死んでもその子を守ります」と約束をしたのだ。


自分は死ぬ運命。
けれど死しても尚、受けた恩は忘れないし、その悲しい運命の少女は守ろう
と誓った。


その後、役人に捕まった彼女は拷問の末、処刑された。
処刑の前に、こっそりと牢に彼女に会いにやってきた親友のノギョン。
アリは親友に未来を託した。
守りたいあの子の未来を。


そうして翌日アリは処刑され、その処刑の最中、大提学の邸では新たな命が生まれた。

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泥棒と不法侵入者

月日は流れ、ヨヌと名付けられた大提学の娘は13歳になった。
そうして彼女は初めて王宮を訪れる事に。
兄のヨムが文科に首席合格をしたので、母と共に兄の晴れ姿を見るべく王宮へと足を運んだ。


王様がお出ましになり、皆が頭を下げる中、彼女のそばに黄色い蝶が飛んできた。
まるで彼女を誘うように飛ぶ蝶に連れられ、彼女は王宮の奥へと足を踏み入れる事に。


ちょうどその頃、世子(セジャ)は兄の陽明君(ヤンミョングン)に会いたくて、王宮を抜け出そうとしていた。
お菓子などを詰めた荷を背負い、梯子に登り王宮の塀を超える所だった。
そこに彼女が現れ、驚いた彼は梯子から落ち、彼女を巻き込み倒れてしまった。


彼は彼女を不法侵入者だと言い、彼女は彼を王宮に入った泥棒だと言う。
彼女は兄の文科首席合格のお祝いだと本当の事を告げると、彼は自分の兄は武科の首席合格だと嘘をつく。
そんなやり取りの後、脱走中なので見つかるのは困ってしまう世子に連れられて王宮内を逃げた二人。
その後彼は庶子である兄の話を彼女に聞かせた。


父が兄を良く思わない為、私邸に住み滅多に王宮を訪れなくなった兄の陽明君。
ただ彼は兄と学問を語りたかったのだ。


文武に秀でていても科挙は受けられず、国に必要な人材でも出世出来ない。
皆に愛されても人前に出る事は叶わず、父を敬うも父に愛されない。
兄はそんな人なのだ
と言う彼は、それも全て私のせいだと続けた。


学問が好きで、賢い娘に育っていた彼女は、彼の話しから彼が嫡子で兄が庶子である事を悟った。
そうして「庶子や嫡子の問題は王様が解決する事。だから誰かのせいにも、自分のせいにもしないで下さい」と言ってくれたのだ。


その後、彼女は無事に母と合流し帰る事になり、彼女と別れた彼は、自分が世子だと名乗れず内官(ネガン)だと偽った事が悔しくて、彼女に手紙を託した。


陽明君の旅

その頃、彼が会いたいと慕っている兄の陽明君は旅に出ていた。
そうして友や、想いを寄せる娘への土産に悩んでいた。


そんな時、行列が出来ているのを見つけ、あの行列は何か?と問うと「盲目の8歳の少女が凄い霊力でなんでも当ててしまう」のだと教えられた。
更にはその少女の力のこもった呪符の代わりになる神秘の石なるものを売っているのだと言う。


なるほど、それは面白い!
そう思った陽明君は、その石を土産にしようと列に並んだ。
そうして順番を待っていると、何を願うのか?と隣の男に訊かれた。
すぐに怪しいと思った陽明君は、猪狩り足を怪我したと告げた。


そんな話をしながらも、少女の様子を伺うと、唇が酷く荒れているし、お腹の音も聞こえた。
だからすぐ気付いてしまった。
これは幼児虐待によるインチキだ…と。


そうして自分の番になった時に、先ほど隣の男に告げた猪狩りの話しから、獣の霊の力で足を痛めた…と告げた少女だったが、すぐに光が見えると言うのだ。
オレンジ、ううん赤かな?
光が見える
…と。


少女は彼が王の血を引く太陽になる資格を持つものだと、神力により知ったのかも知れない。
そんな少女の神力を確かめようと、そこには星宿庁の国巫(クンム)のノギョンも来ていた。


そうして陽明君は少女への虐待をみんなの前で暴き、少女を抱きかかえて逃げ出した。
逃げる際にすれ違ったノギョンに、館軍を呼ぶようにと伝えて。
その後子供を利用し詐欺を働いていた集団に追われ、一度は少女を奪われたものの、少女は館軍を呼んだノギョンに保護された。


そうして陽明君も武科首席の友人に鍛えられた武術で、多少の怪我を負ったものの、全員をやっつけてしまったのだ。


それぞれの夜

都に戻った陽明君は、遠くから王宮を眺め、一人王様への帰宅の挨拶を呟く。
王である父をとても慕っている陽明君。
本当は直接会って戻った事を知らせたかったろう。
けれど頻繁に訪ねる時には注意するように…と父に言われた事から、すっかり王宮からは足が遠のいてしまった。
仲の良かった弟とも、もう随分と会っていない。
弟も元気にやっているだろうか?



そうしてその夜、弟の世子も兄を思い空を見上げていた。
昼間の脱走の事は父に報告され、侍講院の師たちはみな辞めさせられる事になった。
ただ兄と学問を論じたかっただけなのに。


そうして今度はあの娘を思う。
自分のせいにしないでと言ってくれた娘。
世子だと知ったら、あの娘はなんと言うだろう?…と考えてみたけれど、世子である自分が簡単に王宮を出られる訳もなく、きっともう会う事はないのだろう。
それがなんだか寂しかった。


彼女もまた彼を思っていた。
渡された手紙の文章を何度も見直して、そうして気付いてしまった。
彼が世子様なのだと言う事に。
だから思った。
もう二度と会う事が叶わない存在で良かった…と。
なぜなら、世子様だと知らなかったとは言え、泥棒と勘違いすると言う失礼をしてしまったから。


そんな彼女を彼女の家の塀によじ登り見つめる瞳が。
それは都に戻った陽明君だった。
そう、陽明君の想い人、それが彼女。
親友のヨムの妹のヨヌに密かに想いを寄せていたのだ。


それぞれの夜は、そうして更けていく。
悲しい運命の幕が開いた事になど、誰も気づかないままに。


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