原作:チョン・ウンゴル
脚本:チン・スワン
演出:キム・ドフン
イ・ソンジュン
韓国MBCにて全20話で放送。
「太陽を抱く月」はFDOにて配信中。
FODプレミアムのお試し期間を利用すれば、1ヶ月無料で楽しめます。
作品紹介
始まりは1人の男の死だった。
大妃(後の大王大妃)が、現王の異母弟の殺害を自身の甥のユン・デヒョンに命じた。
そうして彼の元に刺客が差し向けられた夜、巫女のアリは強い神力でそれに気付き、慌てて彼の邸へと駆けつけた。
けれど彼女がたどり着いたその時、彼は刺客により命を奪われてしまう。
その衝撃に息を飲む音に気づいた刺客は、目撃者を消すべく彼女を追いかけた。
アリは必死に逃げるも、女の足で逃げ切れるはずもなく、森の中の崖へ追い詰められた。
そうしてそこから足を滑らせ落ちてしまう。
幸い命に別状はなく、ひどい怪我を負いながら森の中の道を彷徨うアリ。
そうして一台の輿の前に歩みでた彼女は、そのまま力尽き倒れてしまった。
輿の主は王の重臣ホ・ヨンジェの妻シン氏。
シン氏は身重ながらも輿を降り、アリを助け輿に乗せてくれたのだ。
そうして都へと戻ると、アリは殺害現場を目撃しただけなのに、呪いをかけた巫女とされ役人達に手配されてしまっていた。
門では役人が輿を止め、罪人を匿っていないかと改めている。
シン氏は身重である事を理由に、輿を降りなかったが、その事を役人に咎められたので、夫の名を出し、どうしても改めたければ邸まで来て欲しいと告げた。
彼女の機転により、検問を無事に抜けられたのもつかの間、アリの怪我が酷かった為、輿からは血が滴っていたのだ。
怪しんだ役人が再び輿を止め、シン氏に声を掛けたが、彼女は陣痛が来たと苦しんでいた。
両班の身重の妻、何事かあっては一大事だと、急いで戻って構わない…と役人はすんなり輿を返してくれたのだ。
そうして人気の少ない場所で輿を下ろしてもらったアリ。
シン氏にお礼を伝えると、本当にお腹が痛み出したから、あなたを助けたのは私ではなくこの子かもしれないわ…と。
そんなシン氏に「月のように可愛いお子さんですね」と伝えたアリは、その娘が背負う過酷な運命を視てしまったのだ。
そうして去っていく輿を追いかけ、「奥様のお嬢さんは私がこの命に代えても必ずお守りします」と告げたのだ。
その後、役人に見つかり尋問の末処刑されたアリだったが、死の直前、親友である巫女のチャン・ノギョンにその娘の事を託していった。
アリの死後、シン氏は美しい娘を産み、ヨヌと名付た。
そのヨヌこそが月。
太陽に近づきすぎるとその身を焦がしてしまうけれど、側で太陽を見守らなければならない運命を背負う娘。
この国では太陽は王、月は王妃と言われている。
時は流れ、ヨヌが13歳の時、兄のヨムの放榜禮で王宮を訪れた。
そうして彼女はそこで運命の出会いを果たす。
その出会いが、彼女を悲しい運命を背負う月に変えてしまうとも知らずに。
キャスト
イ・フォン(キム・スヒョン)
ホ・ヨヌ/ウォル(ハン・ガイン)
陽明君(チョン・イル)
ユン・ボギョン(キム・ミンソ)
ソル(ユン・スンア)
ホ・ヨム(ソン・ジェヒ)
ミナ王女(ナム・ボラ)
キム・ジェウン(ソン・ジェリム)
大王大妃ユン氏(キム・ヨンエ)
ユン・デヒョン(キム・ウンス)
吹き替え
イ・フォン(新垣樽助)
ホ・ヨヌ/ウォル(沢城みゆき)
陽明君(小松史法)
ユン・ボギョン(渋谷はるか)
ソル(小松由佳)
ホ・ヨム(佐藤拓也)
ミナ王女(小林由美子)
キム・ジェウン(保村真)
大王大妃ユン氏(弥永和子)
ユン・デヒョン(磯部勉)
感想&ネタバレ
各話ごとのネタバレと全体の感想です。
・第1話「恋のさざなみ」
・第2話「ふたつの月」
・第3話「運命のいたずら」
・第4話「愛の行方」
・第5話「涙にかすむ月」
・第6話「消された過去」
・第7話「」
・第8話「」
・第9話「」
・第10話「」
・第11話「」
・第12話「」
・第13話「」
・第14話「」
・第15話「」
・第16話「」
・第17話「」
・第18話「」
・第19話「」
・第20話「」
-----
・全体の感想
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★
新垣さんと沢城さんという吹き替え声優さんの魅力で見たドラマでしたが、大変面白かったです。
若き王のぶれない心がかっこよかったですね。
男性って、結構女性にコロっと騙されるイメージがあったので(笑)