ドラマ「梨泰院クラス」第1話

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この記事は約7分で読めます。
演出:キム・ソンユン 
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、他 
メーカー:キングレコード 
アーティスト:オムニバス

パク・ソジュンさん主演のドラマ「梨泰院クラス」第1話のあらすじ(ネタバレ)をまとめました。

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第1話あらすじ(ネタバレ)

信念に従って生きた代償

パク・セロイは少し変わった青年だった。
なにか信念があるのか、常に自分を持っていて、決して人に流されない。
故に反抗的に映る事もある。
それでも彼は信念を曲げない青年だった。

その性質故に、夜間授業に参加せず、正座させられる事もしばしば。
それでも全く気にしない。
自身の信念に従い生きるのだ。

だから父の仕事の都合で転校した学校の雰囲気には、驚いてしまった。
そこは長家の天下だったから。

その学校には長家の息子が通っており、長家が多額の寄付をしている。
だから校長を始めとした先生たちは、長家の会長に頭が上がらない。
それをいいことに、会長の息子のグンウォンは暴君状態で、振る舞いは常に傍若無人
その最大の犠牲者が、グンウォンのクラスメイトのホジンだ。
彼はいつもグンウォンにいじめられ、パシリに使われていた。

時にそのいじめが目に余る事もある。
クラスの全員がホジンがいじめられている事を知っている。
生徒だけではない。
おそらく学校中の先生だって気づいている。
それでも誰も見て見ぬふりだ。

だからホジンは一人絶え続けた。
この地獄を乗り切り、絶対に復讐してやるのだ!と。

けれどセロイが転校してきた。
セロイのクラスは、長家の会長の息子のグンウォンと、いじめられっ子のホジンと同じだった。
明らかないじめ、けれど誰もが知らんぷりの異常な光景に、彼は目を疑った。
そして警察官を目指す正義感の強い彼は、それを放置出来なかった。
だからホジンを助けたのだ。

そんなセロイの行動に、グンウォンは黙っていなかった。
彼はここでは王様なのだ。
誰も逆らう者などいなかったのだ。
そんなグンウォンに楯突くやつが居るなんて、許せるはずがない。

そうして二人は喧嘩になり、結局正義のために行動したセロイは、グンウォンのせいで悪者にされてしまう。
いじめたグンウォンよりも、グンウォンに暴力を奮ったセロイが、この学校では悪とされてしまうのだ。

当然納得など出来ないのに、父親を呼び出され、自身も校長室に呼び出された。
そうして父の会社の会長である、グンウォンの父デヒも現れ、彼に「息子に謝れ」というのだ。
悪い事をしたら謝るのが当然だと。

でも分からない。
納得が行かない。
誰が見ても悪いのはいじめを行ったグンウォンだ。

けれど誰もグンウォンを責めなければ罰する事もない。
にも関わらず、その事に異を唱えた彼だけが、罰せられるなんて。

だから彼は謝らなかった。
父の仕事がなくなってもいいのか?と脅されもしたが、謝らなかった。
それは父の教えなのだ。
自分の信念に従って生きろと。

そうしていじめを助けたヒーローである彼は、学校を退学させられ、父は会社を辞める事に。
男子高校生が信念に従っただけなのに、その代償は大きすぎるものだった。

帰らぬ人となった父

会社をクビになった父だったが、息子を誇らしく思っていた。
自分の教えに従い、ちゃんと信念のままに生きているから。
それに何より、権力に負けて正しい事を正しいと言えない生徒ばかりの中で、息子だけがちゃんと正しい事を正しいと言う事が出来たからだ。

だから清々しい気分で、父は息子を飲みに誘った。
息子は未成年だったが、どうしても今日酒を教えたかったのだろう。
初めての味の感想を聞くと「甘い」と応えたセロイに、「それは今日一日が刺激的な一日だった証拠だ」と教えてくれた父。
その時は思ってもみなかった。
こんな夜はこの日が最初で最後になるなんて。

これから成人して、社会人となって。
こうして父と共に飲んで語らう機会は、これからいくらでも機会がある
と思っていたのだろう。

会社をやめた父は飲食店を始める事にした。
ずっと自分の店を持つ事が夢だったと言う父は、息子の行動に感謝している様子だった。
なかなか思いきれなかったから。
セロイのお陰で、ついに夢を叶えられると。

そうして二人で開店準備に勤しんでいた。
学校を辞め、会社を辞め、本当なら辛いはずだった。
それでも二人は明るかった。
未来に希望を持っていたのだ。

そんなある日、原付きに乗り息子の元へ帰ろうとしていた父は、交通事故に。
彼を退学に追い込んだ長家会長の息子、グンウォンが運転する車が、父の運転する原付きに追突したのだ。
父は追突の勢いで、そのままガードレールを突き破り崖下へ転落。
事故の直後は息があったのも関わらず、自分のした事を隠したい一心のグンウォンは、救急車を呼ぶこともなく、その場から逃走。
そうして発見が遅れた事が災いして、父は帰らぬ人となってしまった。

その知らせを受けたセロイは絶望していた。
父の仕事を奪ったまま、父と別れる事になってしまったから。
もっと長生きしてくれれば、いくらでも挽回のチャンスはあっただろう。
立派になって、父にあの時悲しませた分、喜んでもらいたかった

でももうそれも叶わない。
肝心の父がこの世を去ってしまったから。

行き場のない悲しみと怒り。
母を早くに亡くし、父と息子と二人きりの家族だったのに。
彼はついに一人ぼっちになってしまったのだ。

父を殺した犯人は…

父の葬儀の当日、悲しみに暮れるセロイの元に、警察がやってきた。
被疑者が自首して来たというのだ。
そして「相手は示談を求めています」と事務的な話をしたのだ。

今は悲しみと怒りでいっぱいなのに
父は命を奪われたのに
示談なんと言われて、怒らない人などいないだろう。
彼も当然怒ってしまい、傍にいたスアが日を改めるよう頼んだのだ。

そうして警察が事故の経緯を説明すると、彼に渡した資料を落としてしまったのだが、拾ってくれたスアが、その資料の中の車の画像に見て驚いたのだ。
それは同じく同級生のグンウォンの車だったから。
限定モデルなのだと彼女に自慢気に話、乗っていくよう誘われた事があったからだ。
ナンバーだって自慢気に話していたから、間違いない、覚えている。

でもこれがグンウォンの車なのだとしたら、おかしなことになる。
自首してきた…と警察が話していた男は、グンウォンとは似ても似つかない別人だったから。

だから二人とも気づいてしまったのだろう。
運転していたのはグンウォンで、長家の力で別人に出頭させたのだ…と。
分かってしまうから、怒りは大きくなる。
それは彼女も同じだった。

彼女にとっても彼の父は特別な存在で、まるで自分の父のように思っていた。
彼女は施設育ちで、本当の家族を知らないから。
それにずっと彼女の施設の援助をしていた長家が、その援助を辞めた時も、彼女の大学資金を出してくれると彼の父は言ってくれていた。
いつか出世して、3倍にして返すから…と、つい最近笑って話たばかりだったのだ。

セロイとだって、出会ったばかりは衝突した事もあった。
それでも今はわかり合い、いい友達…いや、もしかしたらそれ以上の関係になれたかもしれない。
けれどそんな未来すらも、大きく変わってしまったのだ。

グンウォンが運転していた。
グンウォンが父を死なせた。
なのに別な人が出頭して罪を償う。

そんな状況に当然納得など出来るわけがない。
彼は正義の人だから。
信念を貫いて生きる人だから。

けれど今回はそればかりではない。
たった一人の大切な家族を奪われてしまったのだ。
警察がグンウォンを罰してくれないのなら、自分がやるしかない

なぜ父さんを殺したんだ?

彼は、葬儀の会場にスア一人を残し、ぼんやりと歩き出した。
そうしてエレベーターに乗って、彼を止めるスアと見つめ合う。
その瞳に彼女は何かを感じ取ったに違いない。
きっと彼は、自分の手で片を付ける決意をしていただろうから。

それでもスアには止められないまま、彼は一人歩き出した。
向かったのは学校だ。
転校初日に退学になり、父と共に家路についたあの日を思い出しながら。

そうして次に雨の中、病院へと向かう。
そこにはグンウォンが入院しているから。

人の命を奪い、別の人間を身代わりに仕立て、素知らぬ顔で入院しているのだ。
黙って放置など出来ない。
彼には父しかいなかった。
学校も辞めさせられ、突然未来への扉が閉じたような状況の彼にとって、父の存在だけが生きる理由だったから。

彼が病院にたどり着くと、グンウォンは病院の庭に出ていた。
雨が降り出したから、病室に戻ろうとした所だった。

けれどそこにずぶ濡れのセロイが現れた。
怯えたグンウォンは「なぜここに?」と逃げようとして転んでしまう。
身代わりを立てて逃げたのだろうが、彼が真犯人である事は明らかだ。
その動揺からも真実が伺える。

なぜ父さんを殺したんだ?
そう問いかけた彼は、グンウォンを殴る。
するとグンウォンは弁解する事なく「ごめん、本当にごめん」と謝った。
けれど謝られても手遅れだ。
グンウォンがどんなに謝ろうが、父は戻っては来ないのだから。

助けて欲しい」と頼んで来るが、それすらも手遅れだ。
グンウォンが本当に謝るべき相手は、彼の父。
そして父はもうこの世にいない。

ただひたすらグンウォンを殴る彼。
もう何もかもどうでも良かった
自分の今後の人生など、父がいないのなら意味がないと思ったから。
そうして抵抗する力を失くしたグンウォンを殴ろうと、彼は大きめの石を拾いその手を振り上げたのだった。

この先の「梨泰院クラス」

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