ドラマ「百年の花嫁」

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演出:ユン・サンホ

脚本:ペク・ヨンスク

プロデューサー:コ・デファ

原案:広光美絵

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キャスト

 チェ・ガンジュ(イ・ホンギ)
 ナ・ドゥリム(ヤン・ジンソン)
 チャン・イギョン(ヤン・ジンソン)
 チャン・イヒョン(ソンヒョク)
 イ・ルミ(チャン・アヨン)
 チェ・ガイン(チョン・ヘイン)
 チェ・イルド(チェ・イルファ)
 キム・ミョンヒ(キム・ソラ)
 オ・ジンジュ(パク・ジンジュ)
 キム秘書(カン・テファン)
 パク・スンボク(ナム・ジョンヒ)
 マ・ジェラン(シン・ウンジョン)


吹き替え

 チェ・ガンジュ(前野智昭)
 ナ・ドゥリム(恒松あゆみ)
 チャン・イギョン(恒松あゆみ)
 チャン・イヒョン(吉田健司)
 イ・ルミ(宮本かおり)
 チェ・ガイン(藪中亮平)
 チェ・イルド(向井修)
 キム・ミョンヒ(小幡あけみ)
 オ・ジンジュ(渡辺広子)
 キム秘書(高橋大輔)
 パク・スンボク(宮沢きよこ)
 マ・ジェラン(井上喜久子)


作品紹介

病気の祖母を抱えるドゥリムは、海女の仕事とアルバイトで生計を立てていた。
大好きな祖母を助ける事は、彼女にとって辛い事ではなかった。


そんなある日、彼女の店に出前の注文が入り、とある工事現場に。
そこにはオソン建設の営業本部長のイヒョンが働いていた。
彼女が出前を届けに来たその時、イヒョンの上に鉄骨が落下し、それに気づいた彼女はスクーター用のヘルメットを被っていた事から、頭突きで鉄骨からイヒョンを守ったのだ。


彼女の行動に驚いたイヒョンだったが、驚きはそれでは終わらなかった。
彼を救ってくれたドゥリムは、彼の妹のイギョンと瓜二つだったのだ。


彼の妹のイギョンは、太陽(テヤン)グループの御曹司の婚約者だった。
もちろん政略結婚だ。
イギョンの家が経営するオソン建設は資金難で、その援助をしてもらえる条件で結婚する事となったのだ。


そうしてその御曹司、ガンジュが海外から戻り、グループの持つ太陽(テヤン)百貨店の社長に就任する事に。
婚約者であるイギョンは、その就任のパーティーに出席する事になっていた。


所が当日になり、肝心のイギョンの姿が見当たらないのだ。
援助がなければオソン建設の存続は危うい。
母も兄も、なんとしてもこの結婚を成立させたいのだ。
困り果てたその時、兄のイヒョンは思い出した。
あの日彼を救ってくれた、妹によく似た娘の事を。


そうしてドゥリムは祖母の病気の治療費を援助してもらえる条件で、イギョンの代役をする事になった。
けれどその代役は一回では終わらなかった。
なぜなら太陽グループの長男の嫁に纏わる噂を、イギョンの母が知ってしまったから。


太陽グループのチェ家には、昔から長男の最初の花嫁は、初夜を迎える前に死んでしまう…と言う噂がまことしやかに囁かれていた。
現に今のグループの会長であるガンジュの父も、最初の妻を結婚後すぐに亡くしていた。


それを知ったイギョンの母は、イギョンと連絡を取り娘を隠し、ドゥリムに取り入り嫁入りまで代役を任せる事にしたのだ。
そうして今まで縁のなかったお嬢様としての暮らしを始めたドゥリム。
当然ガンジュの前でもおかしな態度を取る事は多々あるのだが、向こうも政略結婚に興味はなく、親の決めた事に従うだけ…と割り切っているようで、元々イギョンに関心がなかった。
そんなガンジュのお陰でバレる事なく、二人の関係は続いた。


けれどそんな二人の関係に、イギョンの母からしたら大きな誤算が生まれたのだ。
結婚に乗り気でなく、娘に興味を示さなかったガンジュが、ドゥリムの巻き起こす出来事を通し、次第に彼女に惹かれていったからだ。
そうして互いに心を通わせたかのように見えた二人だったが………。


感想

本当はネタバレも書く気で、この作品を取り上げました。
プライムビデオで配信されていたので。


…と言う書き出しだと、配信終了したのかと思われるかと思いますが、2019年7月の段階で、配信されているのに視聴できなくなってしまいました。
「アラン使道伝」もそうでした。


そちらの原因に関しては分からないので、また登録中の動画サイトで配信を確認しましたら、ネタバレ(あらすじ)は改めて書いて行くと言うことにして、今回は感想を。


前野さんの吹き替えと言う事で見始めた作品です。
歴史物が好きで、現代物だと途中で飽きちゃったりするタイプですが、最後まで楽しめました。
「百年の花嫁」と言うタイトルになる所以のところは、吹き替えで見ていたからか、ちゃんと理解出来ずに終わってしまいました。


ガンジュさんの家に纏わる言い伝えと、それを利用し自分の思惑通りに進めようとする母親たちの画策。
そう言うドロドロした感じの中、ドゥリムとガンジュさんのやり取りが可愛くて、すごく救われました。


ドゥリムが本当にいい子で、ガンジュさんの家で開かれた集まりの時に、大おば様の面倒を見ていた様子に感動しました。
大おば様をおんぶしていて、大おば様がおトイレを我慢できずに…と言うシーンで、自分の背中でトイレをされた事に全く腹をたてる事なく、「大おば様、スッキリした?」と笑顔で聞いて、「私と着替えて来ましょうね」と着替えに連れて行ってくれるのですが、その対応に感動しましたね。
もう亡くなりましたが、私はおばあちゃんが大好きでした。
なので、自分に置き換えてイメージしてみましたが、そんな神対応出来ないだろうな…と。
そんな風に決して人を責めず、明るさと笑顔で対応して行く彼女の人柄に惚れました。


またそんな彼女の様子をちゃんと見ていてくれたガンジュさんも、すごくステキな人だと思えました。
何より、偉そうにしている前野さんってすごく好きなので、そこも良かったなって思います。


そしてヒロイン役の女優さんが、一人二役なのですが、本当に別人に演じ分けられてて、素晴らしかったです。
吹き替えの方も、二人を上手に演じ分けてくださっていたように思います。


そしてガンジュさんの家に纏わる伝説、その真相もとても良かったです。
ステキなファンタジーに仕上がってました。


感想を書いている今も、また見たいなと思わせてくれる、そんな作品でした。


オススメ度&満足度

オススメ度:★★★★
個人的満足度:★★★★★


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