ドラマ「パーフェクトワールド」第4話ネタバレ

松坂桃李さん×山本美月さんのドラマ「パーフェクトワールド」の第4話「想うほどすれ違う…衝撃の波紋」のネタバレ(あらすじ)をまとめました。


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彼のために

車椅子バスケを楽しみ始めた樹に伴い、つぐみも練習に顔を出し、マネージャーのような仕事をこなしていた。
チームの調子も大変よく、大会でもいい線いくんじゃないか?と皆が盛り上がっていた。


そんな夜、彼女は晴人に介護の資格について相談した。
長沢に対し、自分には樹のような車椅子生活への知識が乏しい。
なのに長沢がヘルパーの仕事で彼の家に出入りするのも受け入れがたいものがる。
そんな事も資格取得の理由の1つだろう。
もちろんそれだけじゃない。
これからの人生、本気で彼を支えて行きたいと思ったから、自分に出来る事をしようと決めたのだ。


けれど彼には資格の話は秘密にしていた。
本人は「落ちたら格好悪いから」なんて言っていたが、知らせずに無事に合格して驚かせたい気持ちもあるのかも知れない。


だから仕事帰りに毎晩彼の顔を見ながらコーヒーを飲み、その日の話をする…という付き合い始めてから出来た二人の習慣も、セミナーを受けながらも続けていた。
もちろん樹には介護のセミナーの話は内緒だ。
だからセミナーのある週二日は、残業があるということにして、セミナーの後に寄ることにしていた。


樹に会った後は、自宅でもさらに勉強。
勉強は深夜にまで及んだ。
もちろんそれでも会社にはいつも通りに通うし、妹と二人暮らしだから家事だってしなければならない。


彼のためと頑張っているし、本人は負担に感じてはいないけれど、見ている周りの人間は心配になっていた。
妹のしおりは、毎日そんな姉を見て、お風呂で寝たりしている様子から、彼女なりに案じていたのだ。
だから洋貴が来た時にも姉のそんな話を聞かせた。


話を聞いた洋貴は、つぐみに会いに行き、食事に誘った。
美味しいと喜んで食べてくれたつぐみの様子に少し安心したものの、帰り道の彼の車の中で眠るつぐみを起こすことは出来なかった。
何度も電話が鳴っていた。
メッセージも届いているようだった。
それでも無理をする彼女を休ませたいと思ったのだ。


つぐみが洋貴の車で寝てしまった頃、樹はつぐみが来ない事を案じていた。
いつもなら来ている時間なのに現れない。
来られない時は連絡をくれるのに、その連絡も無かったからだ。


そうして今度電話しても出なかったら迎えにいこうと、アウターを羽織って電話をした所、その音に目覚めたつぐみと話が出来た。
どこで何をしているか、事故にでもあっているんじゃないか?と案じていた彼だったから、残業で連絡を忘れたけど、今は家の前にいる…と聞いて安心したのだった。


幻肢痛

彼女が介護の資格を取るために忙しくしている頃からだろうか?
彼の方にも新たなトラブルが。
それが幻肢痛だ。


四肢切断などで失った足や腕に脳が動けと命令を出すが、切断しているから当然動かない。
動かない事を脳は異常だと判断し、痛みが起こるというのが幻肢痛だ。
樹の場合は、動かない足に脳が動くように命令し、けれど動かない事から痛みとなっているようだった。
動かなくなって10年。
それでも脳はまだ動くと勘違いしてしまう。


そんな痛みだから、痛み止めが効くわけもなく、ただひたすら耐えるしかなかった。


つぐみが寄れなかったその夜、彼の幻肢痛はとてもひどくなり、夜も眠れなかった。
ヘルパーの仕事で来ていた長沢は、彼が幻肢痛に苦しんでいる事を知っていたので、痛い時は薬を用意しておくから連絡してと伝えてあった。
だから彼は長沢に連絡した。
どうにも耐え難い痛みだったから。
そうして長沢の持ってきてくれた睡眠導入剤で、なんとか休む事が出来たのだ。


けれど幻肢痛は治ったわけではない。
彼がコミュニティセンターのモニュメントのプレゼンの際も、ひどい幻肢痛に襲われた。
あまりにひどい痛みに冷や汗をかきながら、クライアントに説明する彼。
そんな彼を案じた渡辺は、代わりに自分が説明すると言ってくれたのだが、彼は自ら足にコンパスを刺すという無茶をし、なんとかプレゼンを終えた。


脳の勘違いから来る痛みだから、視覚にここは痛くないのだ…と教える事で、痛みが治まる場合もあると言うのだ。
そんな樹の本当の痛みや辛さを理解出来るのは、四肢切断を経験している晴人だけだろう。
晴人もやはり幻肢痛に悩まされる事があり、ただひたすら痛みに耐えるしかないと話していた。

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気は合うけど

以前レンタル彼女でしおりを指名した晴人は、余程しおりが気に入ったのだろう、再び彼女と過ごし、以来また彼女を指名したくてワンカノのサイトを見ていた。
けれど人気があるのだろう。
しおりが出勤可能な日は全て予約で埋まっていたのだ。


それでもしおりに会いたかった晴人は、街で偶然しおりを見かけた。
その日は数日前に怪我をして、義足をつけるのが難しい程足を腫らしてしまった為、義足なしで松葉杖で歩いていた。
障がい者とは付き合えないと初めて指名した時に言われてはいたものの、もう障がいの事もばれているからと、怯まず声を掛けようとしていた。
所が、彼女は仕事でお客と待ち合わせだったようで、彼が声をかける前にサラリーマン風の男に声をかけられ、二人で連れ立って歩き出した。


レンタル彼女を頼む客の全てがマナーかいいわけではないのだろう。
そして残念なことに、今回の客もマナーのいい客では無かった。
カラオケに行き、並んで座っていると彼女の足を触り、嫌がる彼女を無理やり押し倒したのだ。
事務所に知れたら大変なことになるよ!」と必死に逃れようとするが、「お前が言わなきゃ、事務所にはバレない」と言って離してくれない。


そんなピンチを助けてくれたのが晴人だった。
きっと彼女たちの様子を伺いながらつけて来たのだろう。
事務所の者だ!」と現れた彼は、お客を追い払ってくれたのだ。


その後二人で話をして、「こんなバイト辞めたら?」と彼女を案じて晴人が言えば「バイト辞めたら会えなくなるよ?連絡先は教えちゃいけないことになってるし」と言うのだ。
それでも晴人は「運命の二人なら、絶対どこかで再会出来るから」と言う。
そんな晴人にしおりは姉の話をしてくれた。


姉の彼が車椅子で、両親がキレて大変なのだと。
だから気があうと思うけど、あなたとは付き合えない…と言うしおりは、彼に助けてくれた事のお礼を告げて帰ってしまった。


譲るつもりはない

つぐみのセミナーの帰り、洋貴がつぐみを案じ、車で迎えに来ていた。
案の定、階段でふらついたつぐみだったが、洋貴には大丈夫だと告げて、樹の家へと向かった。
それは決して義務としてではなく、彼女自身が彼に会いたかったのだろう。
だからどんなに心配されても、彼の元へ行きたかったのだ。


彼女が彼の家に着いた時、長沢が車から降りた所だった。
挨拶をすると樹の薬を届けに来たと言う長沢。
今日は彼女は来ないって聞いたから…と。
寄らないつもりが会いたくて来てしまった彼女は、「じゃあ、薬を預かります」と申し出た。


しかし長沢は譲らなかった。
それは出来ないの。彼の様子も見ないといけないから」と。
そうして自分がいかに樹にとって必要な存在なのかを語って聞かせた。
夜中に薬を届けに来た話もした。
そんな風にいつでも駆けつけられるように、樹のマンションに空きが出たら、引っ越してくるとまで言うのだ。


旦那さんはそのこと、了承してるんですか?」と堪り兼ねてつぐみが尋ねると、「あいにく今は一人なの」と離婚した事を告げられてしまった。
そうして長沢は言うのだ。
樹には人生を棒に振ってでも尽くし支える存在が不可欠なのだと。
自分はそう言う存在で、そのポジションは誰にも譲らないと。


樹と晴人の本音

仕事の打ち合わせで樹の会社を訪ねたつぐみ。
するとそこでは渡辺と晴人が、建築士の試験の事でやり合っていた。
初めは受ける受けないの話から、障がいの話へと発展。
所詮障がい者だから無理…と言う晴人に、渡辺は樹のことを引き合いに出す。
けれど晴人は「綺麗事言ってんなよ!どうせいっくんの事だって、障がい者枠で雇ったくせに!」と言い放った。


晴人の気持ちは分かるよ」と、樹が二人に割って入った。
そこで彼は本音を語った。
未だに自分の障がいの事を受け入れられないと。
なんで俺なんだ?と思うのだと。
けれど今の仕事は本当に好きで、同じハンディキャップ背負った人の役に立てた時、本当に嬉しかったし、やりがいを感じた…と言う樹。
だからそんな気持ちを晴人にも知ってほしいと言うのだ。


乗り越えたように見えていた。
けれどいつもどこかで思っていたのだろう。
なんで俺が…と。
だから「障がい者で良かったですと思った事は、一度もない」と言うのだ。


つぐみも知らなかった。
乗り越えて新しい人生を精一杯歩いていると思っていた。
確かに乗り越えているのかも知れない。
でも、それが全てではない。
乗り越え切れてない部分も抱えていたのだろう。


二人で彼の会社を出て駅に着いた時、黙っていたつぐみが「私は全然分かってなかったんだ」と呟いた。
それが彼女の優しさなのだろう。
彼の辛さや思いとちゃんと向き合い、少しでもわかり合いたいと思う優しさ。


そんな話をしていると、間も無く電車が入るとアナウンスが流れた。
駅員さんおそいね、ちょっと見てくるね…と、樹のとなりにいたつぐみが歩き出した時、連日の無理がたたり彼女はふらついた。
そして運の悪い事に、スマートフォンを扱い前を見ていなかった男とぶつかり、彼女は間も無く電車が入る線路へと落下していく。
川奈!」と叫び、樹も必死に手を伸ばす。
でも届かない。
彼女の手を掴めないまま、ゆっくりと落ちていく彼女を見つめる事しか出来なかった。


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