ドラマ「パーフェクトワールド」第10話ネタバレ

松坂桃李さん×山本美月さんのドラマ「パーフェクトワールド」の第10話「未来への誓い」のネタバレ(あらすじ)をまとめました。


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倒れた父、その時樹は…

樹を連れてつぐみの父が向かったのは、近所の公園だった。
そこは父がまだ幼かったつぐみやしおりを遊びに連れて来た場所だ。
そこで父は家族の大切さを語る。
娘の笑顔は何にも変えがたい」と。
そして「だから娘が辛そうな顔をしていると身を切られる思いだ」と言うつぐみの父。
その気持ちは理解できると言う樹に「だったらなぜだ?つぐみのためを思って別れてくれたんじゃなかったのか?」と彼に問う。


父は仕事柄沢山の障がいを抱えた人と接している。
だから知っていたのだ。
障がいを抱えた本人も辛いが、その家族も辛いのだと言う事を。
そしてその事を樹にも伝えた。
そんなつぐみの父に樹は自分の想いを話す。


娘さんと出会って、未来を考えられるようになりました。
少しでも長く彼女と一緒に居たいから。
僕には彼女が必要で、彼女にも必要とされる自分になりたいと思っています。



そう彼が自分の想いを伝えた時、突然父は胸を押さえて苦しみだした。
そうして案じる樹の目の前で倒れてしまった。


突然の出来事だったが、樹はすぐに救急車を呼び、「川奈さん、しっかりしてください。今救急車が来ますから。もう少し頑張ってください」と声をかける。
すると父は肩から下げていたバッグへと、手を伸ばそうとしていた。
薬を飲みたかったのだ。


その事に気付いた樹。
けれど彼女の父は砂場の中に倒れており、彼のいる砂場の外との間には段差の仕切りがある。
車椅子の彼がそれを乗り越えるのは容易ではない。
それでも何度かその段差を乗り越えようと試みる樹。
しかし乗り越える事が叶わない。


けれど彼は諦めなかった。
今度は自分の体を動かせる上半身のみ傾け、砂場に転げ落ち、そのまま腕の力だけで彼女の父の元へと這っていく。
動かない体を腕の力だけで這うのは容易ではないはず。
けれど一刻も早く助けようと、彼は必死だった。


そうして彼女の父の元へとたどり着いた彼は、バッグから薬を取り出し、彼女の父に飲ませたのだ。


感謝の言葉と罵声

樹がすぐに救急車を呼び搬送が早かった事、樹が必死に薬を飲ませてくれた事。
それらのお陰で彼女の父は一命をとりとめた。
彼の適切な判断が無かったら、あの場で命を落としていたかも知れない。
けれど父の容態は芳しくはなく、数日中にバイパス手術をしなければ危ないと言う事だった。


自分と話している時に起きた出来事だった為「お父さんのお身体のことはつぐみさんから聞いていたのに、何度も心労をお掛けしてしまって本当に申し訳ありません」と責任を感じて詫びる樹。
けれど彼女の母は、そんな彼に礼を述べた。
鮎川さんのお陰で無事だったんです」と。


そうして一度は元気になったように見えた父は、やはり母と同じように彼のせいじゃないと言ってくれていた。
しかし、また容態が急変し、緊急手術をする事に。


洋貴と共に駆けつけたしおりは、「お姉ちゃんと鮎川さんのせいだよ!お父さんが死んじゃったらどうするの?」と罵声を浴びせる。
心からの言葉では無かったかも知れない。
予想外の事態に動揺し、焦る気持ちを誰かにぶつけたかったのかも知れない。


そうして駆け出したしおりを洋貴が追いかけて話を聞いてくれた。
鮎川さんと会ってる時に倒れたんだから、鮎川さんのせいだ」と言うしおりに「だったら俺のせいでもある」と言う洋貴。
洋貴は長沢から彼女の両親が会ってくれない話を聞き、彼女の父に話をしてくれていたのだ。
鮎川は人の痛みが分かるヤツだ。失ったものも多いけど、得たものだって沢山ある。鮎川の精神的な強さを親父さんに知ってもらいたかったんだ」と言う洋貴。
婚約解消という事態になりながらも、鮎川の事は認めていたようだ。

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父を支える娘、つぐみを支える樹

緊急手術は無事に終わり、医者からも大丈夫だと言われた父は、リハビリを始める事に。
少しずつ心臓に負荷をかけ、日常生活に支障のないようにするのだ。
まずは術後で心臓も体も弱っている為車椅子で移動し、立つ練習から。


ただ立つだけ。
今まで当たり前に出来ていたそれだが、術後の父には難しい動作になっていた。
その事に落ち込んでしまう父を、つぐみは必死に支え励ました。


父が落ち込んでいる…と樹に相談すると「分かる。初めはできる気がししないんだよ」と自分のリハビリ開始の頃を思い出し、目標を持たせてあげるといいとか、お父さんのペースで少しずつ進めるといい…と様々なアドバイスしてくれた。
経験者だから分かる事が沢山あったのだ。
リハビリが進めば、つい頑張ってと言ってしまうつぐみに、「もう十分頑張っているから、頑張れという言葉はやめたほうがいい。それより出来た事を褒めてあげると、やる気に繋がるんじゃないかな?」など。


そんな樹のアドバイスと、それを実行し父を支えるつぐみのお陰で、父はみるみる元気になっていった。
そうして入院でのリハビリの最終日、最後のリハビリを終え、明日からは通院で…と言われた父は、母に付き添われ病室に戻ろうとしていた。
するとその廊下の窓から、ベンチで語り合うつぐみと樹の姿を見つけた。
鮎川くん、ああして毎日来てくれていたのよ。仕事が忙しい時も、30分でも会えれば…と仕事の合間に車で松本まで」と、教えてくれる母。
さらに「つぐみ、頑張ってお父さんを支えてくれたでしょ?でもね、そんなつぐみをああやって鮎川くんが支えてくれていたの。あの子には鮎川くんが必要なのね」と。
そんな母の言葉に、二人を見つめる父は何を思っていたのだろうか?


娘を頼む

父の退院後、樹の母がつぐみの母に会いに来た。
樹の母は夫を失ってから事故に遭うまでの息子の話をつぐみの母に聞かせた。
そして「介助されるだけの関係じゃないハズです。これからもご心配をお掛けするとは思いますが、どうか二人を温かく見守ってください」と告げた。


その頃つぐみの父は樹の家へ向かっていた。
そうして彼にあの日助けてくれたことへの感謝を伝えた。
そうして「だからと言って結婚を許す訳じゃない」と言った父は「私は以前私の代わりにつぐみを背負ってくれる男に、つぐみを託したいと言ったが、今もその気持ちは変わらない」と言うのだ。
けれど「何も背負うと言っても、物理的な事でなくていい、守ると言っても力で守るだけじゃないと、今回の事を通して思うようになった」と言う彼女の父は、「私を支えてくれたつぐみを、支え守ってくれたのは君だ。娘を頼む」と結婚を承諾してくれたのだ。


その頃しおりは晴人と会っていた。
晴人は無事に二級建築士の試験に合格し、それをしおりに報告に来たのだった。
「これで俺、やっとしおりちゃんと対等になれるよ」と言う晴人に、「何言ってんの?私はこれから社会人になるんだから、晴人のほうがずっと先に行ってるじゃない」と返すしおり。


でも俺、足こんなだし…」と言う晴人に、以前は障がいを無理と言っていた彼女が、「確かにそれは晴人の弱点かも知れない。でも誰だって弱点くらいあるでしょ?だから初めから晴人と私は対等だよ」と笑って返した。
しおりも姉が樹と付き合う中で、障がいが身近になり、考えが変わったのだろう。
何より晴人の明るさと直向きさが、彼女にいい影響を与えたのだろう。


結婚式

彼女の父に認められた夜、二人は彼の家で共に過ごしていた。
そこで樹は子供が欲しいと彼女に告げた。
体外受精になると思うから、川奈に負担をかけると思う。でも川奈のお父さんみたいに、家族を守れるようになりたいんだ」と言う樹は、以前より強くなっているようだった。
その強さで彼女をそして近い将来出会えるであろう子供達を、彼女の父のように守っていくのだろう。


そうして迎えた結婚式。
会社の仲間や友人達に祝福され、幸せそうな二人。
そうして樹は参列者にスピーチをした。


10年前に事故に遭い車椅子の生活になりました。
それを思い出したくなかった。
けれど彼女に会って変わったんです。
あの事故が無かったら、彼女に出会えなかったから。
これからは二人で助け合って生きていきます。
けれど二人ではどうしようもない事も沢山あると思います。
だからそんな時は、皆さん僕達を助けてください。
これからも二人をどうぞよろしくお願いします。



樹は障がいがあるから…と思われないようにと、なんでも一人でやろうとしていた事もあった。
つぐみも全部自分がサポートしなければと、無理をしてしまった事があった。
そんな二人は一度はその手を離し、そして再び手を取った。


手を離した事で、二人は知ったのだ。
互いがどれほど必要な存在なのかを。
そうして学んだのだ。
助け合う事を、助けてもらう事を。


障がいの有無は関係ない。
誰だって弱い所があるのだから。
一人で出来ない事は、障がい者も健常者も関係ない、助けて貰えばいい。
助け合えばいい。
人は一人では生きられないし、誰だって一人じゃないのだから。
あたりを見渡せばそこには、必ずあなたを助けてくれる人がいる。


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