城田彩子「がんばるの、やめました。: なぜ、「がんばらない」人に奇跡が起こるのか?」

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世界を変える事は出来ない。
今ある世界のいい面を見るようにする。
見方を変えるだけで明るい世界が見えてくる。


そんな事を教えてくれた素敵な本。

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情報

タイトル:がんばるの、やめました。: なぜ、「がんばらない」人に奇跡が起こるのか?

著者:城田彩子

フォーマット: Kindle版

ファイルサイズ: 2000 KB

紙の本の長さ: 206 ページ

同時に利用できる端末数: 無制限

販売: Amazon Services International, Inc.

言語: 日本語


感想

頑張らない事を勧めてくれる本です。
頑張らない…と言われるとピンと来ないかも知れませんが、自分を大事にする、自分の感情に意識を向けることで、リラックスして過ごす。
そうする事で、幸せを引き寄せる事が出来ると言うような内容でした。


世界を変える事は出来ない。
今ある世界のいい面を見るようにする。
見方を変えるだけで明るい世界が見えてくる。



とても印象に残っています。
こんな時代だから、日本の経済がこうだから…と、ついつい自分にはどうする事も出来ない事を嘆いてしまう。
だから自分は幸せになれないんだとばかりに、時代や世界のせいにしてしまう。
けれど、そんな事をした所で、当然幸せになんてなれない。
良くない事を意識する事によって、ますますそんな出来事を引き寄せてしまうのだから。


じゃあどうすればいいか。
それはいい面を見ようとする事。
どんな時でもどんな事でも、いろんな側面がある。
だから今自分の目に入った部分だけでなく、それ以外の部分へと目を向けて見ることで、嫌だと思っていた世界のステキな部分を見つける事が出来る。
そうする事で、見える世界が変わってくる。


日々の暮らしの中でちょっとだけ視点を変える事が出来たら、イライラしたり落ち込んだり悲しんだりせずに、楽しい気持ちで過ごして行く事が出来るようになりそうだなと思えました。


この楽しい気持ちで過ごすと言うのは、とても大切な事。
人は自分の感情を大切に生きていれば、必ず幸せになれる生き物なんだそうです。
そんな訳ないだろう!と思う方もいると思いますが、でも考えてみて下さい。
自分の感情を大切にして、イライラしたり悲しんだりしないようにしていたら、楽しい気持ちで過ごせる時間が増える。
楽しい気持ちで過ごしていると、普段なら些細なことに苛立っていた人でも、そんな些細な事が気にならなくなる。
苛立つ事が減れば、その人は周りの人から見ても、暖かくて穏やかな人に見える。
イライラして怒ってばかり、いつも怖い顔をしていた人が、いつも笑顔でいるようになったら、みんなその人が気になると思いませんか?
誰だって怒っている人より、ニコニコしている人の方が好きなんです。
そうしてみんなに好かれる人になる。


人に好かれる穏やかな人は、お金にも好かれるそうです。
穏やかにニコニコと暮らせると言う事は、人間関係にも経済にも恵まれる。
そしてそんな人は異性からも魅力的に映るので、頑張らなくても恋愛もうまく行くようになれるそうです。


ニコニコと過ごすだけ、穏やかに過ごすだけでいい。
頑張らなくても、それで全てはうまく行く。
難しいようですが、欲しいものやなりたい自分に執着し過ぎるのではなく、楽しいと思える事に夢中になる。
不安や悩みがある時ほど。
そうする事で悩みや不安から解放されて、心が軽くなる。
だから自然と穏やかで居られるようになれるのだと思います。


その悩みはどうするのか?
私もそう思いましたが、悩んでも仕方のない、どうしようもないことありますよね?
それでも人は考えて囚われてしまう。
それがその悩みと同等の現実を引き寄せてしまう。
ならばどうにもならないのだし、悩まずに何か楽しい事に夢中になれば、その楽しい気持ちが楽しい事を引き寄せてくれる。
その方がずっとステキだと思えました。


また著者のお母様が、ガンを患ったにも関わらず、自分の心をケアする事に専念した事でガンが消えてしまったと言うお話もステキでした。
病気と向き合い、必ず克服する!と思う事は、とても素晴らしい事だと思っていました。
けれど、必ずその病気に打ち克つと思えば思うほど、自分の意識の中に心の中に病気と言うものがずっと存在し続ける状態になる。
そこまで夢中で考えているので、病気で苦しむ状態が引き寄せられてしまう。
そんな話もなるほどと思えました。


病気じゃないから言えるんだ…と、本当に重い病気と闘われている方は思われるかも知れませんが、病気に意識を向けるのではなく、楽しい事、ワクワク出来る事にその意識を向ける。
そうすると楽しい事、ワクワク出来る事が引き寄せられるのだと思います。


お金だって、お金の不安ばかりを抱いているから、いつまでたってもお金に不安な現実しか現れて来ない。
そう言う理屈はとてもよく理解する事が出来ました。


心癖と言うのは、すぐに直せないものですが、まずは笑顔でいる事を心がけてみようと思います。
笑顔でいると、イライラする事があっても怒りづらくなるような気がするので。
意識して笑顔を作り続ける事で、どんどん楽しいような気がしてくると思います。


そんな事を思わせてくれた、とてもステキな本でした。

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