監督:アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
製作:マーベル・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開:2018年4月27日
キャスト
トニー・スターク/アイアンマン: ロバート・ダウニー・Jr
ソー: クリス・ヘムズワース
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ: クリス・エヴァンス
ブルース・バナー/ハルク: マーク・ラファロ
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ: スカーレット・ヨハンソン
ジェームズ・" ローディ"・ローズ/ウォーマシーン: ドン・チードル
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
ピーター・パーカー/スパイダーマン:トム・ホランド
ティ・チャラ/ブラックパンサー:チャドウィック・ボーズマン
ガモーラ: ゾーイ・サルダナ
ネビュラ: カレン・ギラン
ロキ: トム・ヒドルストン
ヴィジョン:ポール・ベタニー
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ:エリザベス・オルセン
サム・ウィルソン/ファルコン: アンソニー・マッキー
バッキー・バーンズ/ウインター・ソルジャー/ホワイトウルフ: セバスチャン・スタン
ピーター・クイル/スター・ロード: クリス・プラット
ロケット: ブラッドリー・クーパー
ドラックス: デイヴ・バウティスタ
グルート:ヴィン・ディーゼル
ヘイムダル:イドリス・エルバ
オコエ: ダナイ・グリラ
エイトリ: ピーター・ディンクレイジ
ウォン: ベネディクト・ウォン
マンティス: ポム・クレメンティエフ
ペッパー・ポッツ: グウィネス・パルトロー
タニリーア・ティヴァン/コレクター:ベニチオ・デル・トロ
サノス: ジョシュ・ブローリン
吹き替え
トニー・スターク/アイアンマン:藤原啓治
ソー:三宅健太
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ:中村悠一
ブルース・バナー/ハルク:宮内敦士
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:米倉涼子
ジェームズ・" ローディ"・ローズ/ウォーマシーン:目黒光祐
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ:三上哲
ピーター・パーカー/スパイダーマン:榎木淳弥
ティ・チャラ/ブラックパンサー:田村真
ガモーラ:朴ロ美
ネビュラ:森夏姫
ロキ:平川大輔
ヴィジョン:加瀬康之
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ:行成とあ
サム・ウィルソン/ファルコン:溝端淳平
バッキー・バーンズ/ウインター・ソルジャー/ホワイトウルフ:白石充
ピーター・クイル/スター・ロード:山寺宏一
ロケット:加藤浩次
ドラックス:楠見尚己
グルート:遠藤憲一
ヘイムダル:斉藤次郎
オコエ:斎賀みつき
エイトリ:北川勝博
ウォン:田中美央
マンティス:秋元才加
ペッパー・ポッツ:岡寛恵
タニリーア・ティヴァン/コレクター:石住昭彦
サノス:銀河万丈
あらすじ
「マイティ・ソー バトルロイヤル」のエンディングからつながる物語。
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宇宙には6つのインフィニティー・ストーンと呼ばれる石が存在する。
「空間(スペース)」・「現実(リアリティ)」・「力(パワー)」・「魂(ソウル)」・「精神(マインド)」・「時間(タイム)」と呼ばれる石は、それぞれ異なる力を宿していて、6つすべてを手に入れたものは全能の力を得る事が出来るとされている。
宇宙の均衡を保つために、宇宙の人口を半分にする必要がある。
そう信じていたサノスは、人口の半分を滅ぼす為、インフィニティー・ストーンを求めていた。
それさえ手にいれれば、無作為に貧富の差も何も関係なく、宇宙の人口を半分にする事が出来るから。
その頃、アスガルドが滅亡し、新天地を求め宇宙を旅していたソーとアスガルドの民達を乗せた船は、地球を目指していた。
そこで再び民たちと共に、平和に暮らすために。
所が運悪く、彼らはサノス一行の船と出会ってしまった。
そうしてロキが所持していたインフィニティー・ストーンの一つを奪われ、船に乗っていたアスガルドの民の半数が殺されてしまったのだ。
その戦いの最中、ソーの腹心が虹の橋の力でソーたちと行動をともにしていたハルクを地球へとワープさせた。
ハルクがたどり着いたのは魔術師ドクター・ストレンジの元。
そこで2つのインフィニティー・ストーンを所有する地球をサノスが狙っている旨を伝えた。
その2つがサノスの手に渡ると、すでにソー達を襲い4つめを手に入れたサノスは、すべての石を手にした事になってしまう。
ことの重大さに気づいたドクター・ストレンジは、アベンジャーズのリーダーであるトニー・スタークの元に相談に。
けれどスタークはアベンジャーズの仲間割れ問題から始まった様々な問題を抱え、協力には消極的だった。
しかし、ハルクにソーの身に起きた出来事を聞かされ、協力する事に。
そうして再び地球の、いや宇宙の危機に立ち向かうアベンジャーズ。
今回はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやドクター・ストレンジ、更にはアベンジャーズの内乱の際に協力したスパイダーマンやブラックパンサーも結集。
こうしてサノスを迎え撃つ事になった一同だったが………。
感想
今までのアベンジャーズの記憶が曖昧なのですが、この作品は冒頭からバトルの連続で、はじめからハラハラしっぱなしのスタートでした。
始まりが、「マイティー・ソー バトルロイヤル」の終わりと繋がっていて、ちょうどこの作品の直前に観ておいたので、すんなりと続きとして入って来た感じで良かったです。
素敵な偶然というか、タイミングに感謝です!
ポスターに「アベンジャーズ、全滅」みたいな事があったから予想出来るかと思いますが、終始敵側に押されていて。
劇場にもかかわらず、あまりのやられっぷりに声を出してしまう程。
そしてアイアンマンは、本編が終わってから結構な時が流れました。
その後もマーベルの作品では、時折見る事も在りました。
一番最近ではスパイダーマン。
そのときも、随分と進化を感じましたが、またさらなる進化を遂げていて!
さすがはトニー・スターク!って感動しましたね。
ナノ粒子搭載で、スーツの構成も今までとは違うようで、部分的に失っても再生するような仕組みに。
その他、様々に進化した武器を搭載しているので、サノス程の強敵ではなく、もっと互角に戦える相手と戦っている所も観たいなという欲求が!
マーベル作品は三話完結とは聞きますが、進化したアイアンマンをアイアンマン単独の映画で観たいと思わされました。
その辺りもぜひマーベルさん、検討お願いします!
そしてスパイダーマン!
こちらはホームカミングの時に、スタークさんが作ってくれたあのスーツ。
結局映画では彼は受け取りませんでしたが、あれが出てきます。
そのスーツがすごくカッコいいです。
ちょっとメタルな感じが、ややアイアンマンな雰囲気で、見た目もカッコいい。
そして背中から蜘蛛になるには足りない分の脚が出てきます!
これが色々と役に立って、つけてくれたスタークさんもすごいですが、自在に本物の蜘蛛のように使いこなしたスパイダーマンがかっこよかったです。
相変わらず可愛くも在りましたしね、彼。
そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケット。
彼は必要ないものを仲間に取ってこさせますよね?
嫌がらせ的に。
前作で要らないのに持ってこさせた義眼、あれがまさかの形で役に立ちました!
すごく感動しました!
ロケットの悪趣味なイタズラが人の為になるなんて(笑)
グルートは、毎回何かしらすごくみんなに貢献しますよね?
身を犠牲にする感じで。
今回も仲間のために体を張ってくれる彼が素敵でした。
今回はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの二作目の終わりに、反抗期になっていたの覚えてますか?
あの後のグルートなので、とても反抗期でした(笑)
にも関わらず、ソーの頑張りにあんな風に応えてくれるなんて!
そんな彼の行動に今回も泣かされました。
そして、そんなソーとグルート。
なんとソーが学校で必須科目だったという理由で、グルートの言葉を理解していた事が面白かったです(笑)
神様の世界、人間には計り知れませんね(笑)
そしてソーが今回新しい武器を手にするのですが、それがものすごくかっこよかったですし、今回の戦い方、本当に素敵でした!
やっぱり神様は圧倒的だな…と。
サノスに関しては、思った以上に石がすぐにすべて集まってしまって。
そこはびっくりと言うか、アッサリ過ぎかな?とは思いました。
でも映画として規定時間内に収めるには、石の一つ一つを丁寧に描いていたら、多分三部作になってしまうのかな?とも思えるので、その辺りは仕方ないのかもしれません。
そして、そんな風に集める石の一つが、ヴィジョンの額にあるのですが、その石を巡るワンダとヴィジョンのやり取りに泣かされました。
最終的に悪役であるはずのサノスも、自分の願望を達成するためという訳ではなく、あくまで宇宙のためを思って、自分の信念に従った行動なのかも?と思えてしまって。
アベンジャーズ側から見ると敵だし、失われたものを考えると酷いのですが、完全に悪とはみなせないこの感じがなんか不思議でした。
そしてサノスが指を鳴らした後のシーンが、その前の戦闘が激しかったからか、割と地味な印象はあったかな?
それでも静かに宇宙から半分の人が消えるあのシーンは、とても印象に残りました。
更に消える人が大変意外なので、その辺りも注目して観て頂きたいと思います。
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★★