デイル・ドーテン「まんがで変わる!仕事は楽しいかね?」

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著者:デイル・ドーテン
   「仕事は楽しいかね?」研究会
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 48919 KB
紙の本の長さ: 176 ページ
出版社: きこ書房 (2016/4/21)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 日本語

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出会い

ずっと気になっていた一冊。
ついに漫画という事で、入りやすさに魅力を感じてダウンロード。


原作の方は青年が話を聞く設定という事で、いい年の大人で独身。
定職もない自分に悩む主人公は、もう自分の分身としか思えない!という素敵な出会いになりました。


感想

「試すこと」の大切さを教えられました。
日々変わり続ける事の大切さを。


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主人公の奈津は、小さい頃から絵を描くのが趣味で、イラストレーターになるためイラストを勉強。
そこで自分よりも絵の上手い人がたくさんいることを思い知り、デザインの道に進む事に。


就職の時期を迎え、デザインの仕事をする為に就職活動をするものの、結局どこにも就職できず、アルバイトをしながら絵を描き続ける日々。
今ではカフェで働き、家にお金も入れながら実家暮らし。
最近はカフェの仕事も忙しく、デザインの勉強の時間は取れない。


そんなある日、カフェの後輩が結婚の為仕事を辞める事に。
気づけば自分は三十代になり、結婚はおろか定職にもついていない。
毎日の生活に不満はないものの、目指していた未来とは随分と違う場所にいる事に驚いてしまった。


私は一体何をやっているんだろう?


そんな時に一人の老人と出会い「仕事は楽しいかね?」と訊ねられ………。


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そんなお話なのですが、定職もなく実家暮らし、年下の子達までもどんどん結婚して行く…と言う自分の状況と被っているので、より心にグサッと来ました。
だからこそ、彼女の心がよく理解出来たし、そんな彼女が老人の言葉に導かれるように、変わっていく姿が素敵でした。


挑戦する事を恐れず、なんでも試してみる。
失敗はするかもしれないけど、そこには何か学びがあるし、失敗しても試した自分は、もう試す前の自分とは違う場所にいるはずだ…と。


ヒット商品のアイディアだって、目の前にいくつもある偶然から生まれるものなんだそうです。
けど、多くの人はたくさんある目の前の偶然に気づけない。
知らないままそれに素通りされているんだとか。


よく目を凝らして周りを見ると、今まで見えてなかったものが見えて、そこに思わぬ偶然があるかもしれない。
それに気づける自分になって、日々進化していけたらいいな…と思いました。


仕事を楽しむ為の、生きがいにする為の本なんだと思いますが、引き寄せに近い内容も満載で、そう言う意味でも楽しく読むことが出来ました。


オススメ度&満足度

オススメ度:★★★★
満足度:★★★★


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