映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

監督：ジェームズ・ガン

制作：マーベル・スタジオ

配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

公開：2014年9月13日

キャスト

ピーター・クイル / スター・ロード：クリス・プラット

ガモーラ：ゾーイ・サルダナ

ドラックス：デイヴ・バウティスタ

グルート：ヴィン・ディーゼル

ロケット：フラッドリー・クーパー

ロナン・ジ・アキューザー：リー・ペイス

ヨンドゥ・ウドンタ：マイケル・ルーカー

ネビュラ：カレン・ギラン

吹き替え声優

ピーター・クイル / スター・ロード：山寺宏一

ガモーラ：朴璐美

ドラックス：楠見尚己

グルート：遠藤憲一

ロケット：加藤浩次

ロナン・ジ・アキューザー：白熊寛嗣

ヨンドゥ・ウドンタ：立木文彦

ネビュラ：森夏姫

あらすじ

1988年、まだ幼いクイルは母を亡くし、その夜ヨンドゥ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズに拉致されてしまう。
それから26年の月日が流れた2014年、彼は宇宙で成長し、ある日ヨンドゥの指示でオーブを盗みに入った。
そこに同じくオーブを狙うテロリストのロナンの部下が現れ戦闘となるが、無事逃げ出した彼は、オーブを持ってそのまま逃亡。

一方、クイルがオーブを持ち逃げした事を知った彼の育ての親でありラヴェジャーズのリーダーのヨンドゥは、オーブを取り返す為、彼に懸賞金を賭けた。

そんな彼を懸賞金目当てで狙って来たのが遺伝子改造されたアライグマのロケットと、その用心棒の木のヒューマノイドのグルートだった。
更にはオーブを奪い損ねたロナンが、再びオーブを奪う為に暗殺者のガモーラを派遣。
そうしてクイル、ガモーラ、ロケット、グルートは、追うものと追われる者として、ノバ帝国の首都惑星ザンダーで出会った。
クイルにとっては命を狙われると言う最悪な形で。

当然命もオーブも渡せないと抵抗するクイルと、それを狙う三人は街中で戦闘となり、ノバ軍警察により捕らえられてしまう。
連行されたキルン刑務所では、ロナンに恨みを持つ受刑者が多数で、ロナンの仲間であるガモーラは命を狙われる事に。

それに気づいたクイルたちは、彼女を助け、脱走を計画。
そうして脱走のゴタゴタの中、ロナンに恨みを持つ事から、当初はガモーラの命を狙っていたドラックスだったが、ロナンを討つという目的の為、彼らの仲間に加わり、なんとか無事脱走した。
その後彼らは、クイルの盗んだオーブを売りさばく為、ノーウェアへと向かう。
所がそこで、オーブの中にあるとんでもないものの存在を知る事となり………。

感想

観る前は、正直マーベル作品の中で一番興味がないかな？なんて思っていた作品。
ですが、実際に見てみるとテンポもいいし、キャラもみんな個性的で、とても楽しかったですし、むしろ一番好きかも？と思えました。

最初は「なんだろ？この生き物は？」くらいに思ってしまっていたグルートも、今では「可愛くてたまらない」とすっかり大ファンになりました。
そして見た目なら一番可愛いロケットも、あんな可愛い姿なのに、結構過激な性格とのギャップが好きです。

そして「私はグルート」しか話せないグルートの言葉をロケットだけが理解してくれるのですが、その二人のやり取りがとても微笑ましかったです。

また最初から仲間として旅をする訳ではなく、バラバラだった彼らが出会い絆を深めて行く訳ですが、その出会いが普通なら絶対に仲間にならないような出会い方なのも、斬新でいいなって思いました。
更にはそんな出会い方なのに、最終的にいい仲間になっている所も素敵ですね。

SFが元から好きなので、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙感がとても好きです。
なのでSFがすごく好きな方には、そこも楽しめる要素なんじゃないかと。

また吹き替えの話になりますが、ロケットの声は加藤浩次さんだと知るまで、全く気づかなくて。
普通に声優さんが演じられているのかと思いました。

そして一押しのグルートの話しで申し訳ないですが、最後あんな状態だった彼が、ロケットのお陰でエンディングテーマで踊ってくれていたのがとてもうれしくて。
次の作品を観るのが楽しみになりました。
グルートどうなってるのかな？と。

そんな風になってしまったあの事件も、グルートの仲間を思う気持ちが現れてて、泣けました！
「私はグルート」しか言えないはずの彼の「私達はグルート」と言ってくれたのが、みんなを心から信頼し、仲間だと思ってくれているんだな…と思わせてくれました。

グルート贔屓な感想になりましたが、本当にグルートが好きなんです。
どうして私がこんなにもグルートが好きなのか？
気になった方はぜひこの作品を観てみてください。
きっとあなたもグルートが好きになるはず(笑)