映画「カウボーイビバップ 天国の扉」

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監督:渡辺信一郎

制作:サンライズ
   ボンズ
   バンダイビジュアル

公開:2001年9月1日

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キャスト

スパイク・スピーゲル:山寺宏一

ジェット・ブラック:石塚運昇

フェイ・ヴァレンタイン:林原めぐみ

エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世:多田葵

アイン:合成音声

ヴィンセント・ボラージュ:磯部勉

リー・サムソン:うえだゆうじ(上田祐司)

エレクトラ・オヴィロゥ:小林愛

ラシード:ミッキー・カーチス

レンジィ:石橋蓮司


あらすじ

時は2071年。
ハロウィンを間近に控えた火星のクレーター都市アルバシティーでの出来事。


賞金を稼ぐためと、フェイがターゲットを追跡中、そのターゲットが向かった高速道路で、タンクローリーが突如爆発し炎上。
それだけでも大事件だが、事故発生現場に居合わせた人々が次々と倒れてしまったのだ。
原因はタンクから漏れた物質。
その事故は500人にも登る死傷者が出る大惨事となった。


バイオテロの可能性を示唆した警察は、犯人に3億ウーロンという巨額の懸賞金を掛けた。


幸い、現場に居合わせたフェイは偶然この事件を撮影。
その映像から、犯人は手の甲に入れ墨のある男だと分かった。


万年金欠のビバップ号のメンバー達は、早速その男を探し始める。
やがて手の甲の入れ墨の情報から、エドとアインの活躍により、その男の正体が判明したものの、彼は2年前のタイタンの戦争で戦死していたのだ。


調べれば調べる程深まっていく謎。
果たして犯人の正体は?
そしてビバップ号のメンバーは3億ウーロンを手にする事が出来るのだろうか?


感想

テレビ版の最終回でバラバラになってしまったメンバー達。
再び結集して嬉しい!と思いきや、時系列的には、22話と23話の間のお話なんだとか。


やっぱり最後はあれが待っているのね…と少し切なくはなりましたが、私の見た最後は、この「天国の扉」でしたので、きっとみんなは仲良く今頃も賞金首を追っているに違いない!と思うことにしました(笑)


劇場版となり、今回は一段と絵が綺麗だったな…という印象。
そして一段と派手な映像になってましたね。
冒頭のタンクローリーの爆発事故とか、入れ墨の男とスパイクのバトルとか。
そのハリウッドのアクション映画みたいな派手さも、すごく良かったと思います。


ビバップ号で、連絡が無いまま戻らないスパイクとフェイを待っているジェットの様子も見られ、その姿に、仲間を家族みたいに大切にしているんだろうな…と思えました。
そんな様子が、とても微笑ましかったです。


そしてテレビ版同様、エド&アインのコンビも、色々頑張ってくれました!
特に、今回はアインがデータ犬の優秀さを発揮してくれたので、そこも可愛くて素敵でした。
更には、二人で捜査に出た時に、アインがかぼちゃ頭をかぶって歩いているシーンがあるのですが、可愛すぎて死ぬかと思いました(笑)
…と、コーギー好きなので、どうしてもアインよりの感想で申し訳ないです。


生死に関わるような大立ち回りを演じているスパイクがいる傍らで、癒し系の二人が活躍してくれる所が、緩急があっていいなって思います。
ずっと緊張しっぱなしではなく、時折癒し系の二人に癒やされる…という感じで。
その辺りの演出もうまいなって思いますし、とても素敵です。


TV版にしても劇場版にしても、結構古い作品です。
ですが、今見てもとても楽しく見る事が出来る素敵な作品だと思います。
また何かの形で、ビバップ号のメンバーに会える日が来るといいのにな…と心から思いました。
素敵な彼らに出会えて、本当に良かったです。

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オススメ度&満足度

オススメ度:★★★★
満足度:★★★★


SF好きな方には、ぜひ見て頂きたい作品。


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