[amazonjs asin="B01NCPU70O" locale="JP" title="幸運が向こうからやってくる簡単な習慣"]
著者:小島鳳豊
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 7875 KB
紙の本の長さ: 132 ページ
出版社: 主婦の友社 (2014/9/3)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 日本語
出会い
「幸福の黄色いハンカチ」という映画があります。
私は見た事がありませんが、親が好きな作品です。
そのお蔭か、タイトルをよく耳にして育ちました。
だからでしょうか?
「幸運=黄色」のイメージが出来上がっています。
この本は、表紙の黄色に惹かれました。
「幸せになれそうな色だな…」と。
そしてその感覚を後押ししてくれるようなタイトルに惹かれました。
感想
とても読みやすい本でした。
一気に読めてしまいました。
また私の最近のブームである引き寄せです。
割と実践しやすい身近な事が書かれていました。
「ノージャッジでいきましょう」という話は、大変印象的でした。
例えばレジで店員さんに文句を言っている人が居たとします。
「そういう人もいるんだな」と事実として受け止めて通り過ぎればいいものを、「あの人はなんでそんなひどい事をしてるんだろう?店員さんが可哀想じゃないか!」と、文句を言っている人を批判するような感情を抱いてしまいます。
マイナスの感情は、マイナスを引き寄せる。
だからわざわざそんな感情を拾って来る必要はないのに。
目に入ったそれを見過ごす事が出来ない…という経験ありませんか?
私は結構日常的にやってしまいます。
しなくてもいいイライラを自ら拾いに行くような行為。
世の中色々な人がいるんだから、「そんな人もいるんだな」「そういう事もあるんだな」とだけ思って、それが「いい事」だとか「悪い事」だとか、ジャッジしないで通り過ぎましょう…というお話でした。
思い辺りすぎるので、ドキッとしましたし、そんな事が毎日欠かさずあるので、気をつけて行きたいなって思わされました。
他にも「お金を払う時程、ありがとう」というのも、大変印象に残りました。
お客様としてえらくなってしまうのではなく、販売してくれるお店があり、レジをやってくれる店員さんがいるから、私はこの商品を買う事が出来た。
だからお金を払いつつも、「ありがとう」と言葉を残して帰る。
これも素敵だなと思いました。
お客様なんだから!と、偉そうな態度を取る訳ではないものの、心のどこかでお店の人に対して「お客さんが払ったお金が、皆さんの給料になってるんだよね?」なんて思っている部分もあったのもか知れません。
それでもいつも「お世話様でした」と声を掛けて帰るのですが、「お世話様でした。ありがとうございます」と言うようになりました。
そんな小さな事くらいしか、まだ実践出来てませんが、少しずつ感謝の日々を送り、そしてそれが素敵な事を引き寄せる未来につながるといいな…と思いました。
こんな風に、すぐに取り組めるような事が書かれている本なので、なにか一つでも心に残ったものがあれば、少しずつ習慣化出来るように実践して頂きたいなって思います。
引き寄せ云々という事だけじゃなく、ホウホウ先生の書かれている内容は、見ていて気持ちのいい、とてもすがすがしい行動につながる事ばかりだったように思えたので。
例えば店員さんに「ありがとう」と言って帰るお客さんが居たとして、それを見た他のお客さんも、「素敵な人だな。見習いたいな」と思うかも知れない。
「ありがとう」と言われた店員さんは、気持ちがいいかも知れない。
そして、そんなお客さんと店員さんが、今度は自分が買い物をした時に、「ありがとう」と店員さんに言ったとして、また言われた人も、それを目にした人も気持ちがよくなる。
そしてまたその人達が………と。
そんな風に素敵な事が連鎖して行ったら、沢山の人が気持ちよく過ごせるようになるかも知れない。
そんな事を考えて、とてもワクワクした気持ちになりました。
私の大好きな映画の一つで「ペイ・フォワード」という作品があります。
それを思い出したんですよね。
自分が3人に親切にする。
その3人は自分以外の他の誰か3人に親切にする。
すると今度は3人がそれぞれ3人に親切にするので、9人が親切にされる。
そして今度は、その9人がまたそれぞれ3人に親切にして…と。
親切の連鎖を提唱した小学生くらいの男の子のお話です。
…と話は映画にまで飛んでしまいましたが、本も映画も、どちらもオススメです。
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オススメ度&満足度
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★☆