中島泰成「プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術」

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著者:中島 泰成
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 1410 KB
紙の本の長さ: 105 ページ
出版社: インプレス (2015/6/12)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 日本語

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出会い

Kindle Unlimitedの登録を検討中であるものの、せっかくだからPrime Reading対象の物から…と物色している時に見つけた本。
心を動かす」と言う部分に心を動かされました(笑)


また書いている方が代書屋さんである事も気になったポイント。


こうしてブログを書かせて頂いている身としては、文章の書き方がうまくなるに越した事はないな…と。


感想

書く行為は書く好意」という一文が非常に印象的。
うまく書くための技術をただ説明していくれているのだろうと思っていたのですが、「書く」という行為に一番必要なのは心なのだという事を教えてくれました。


ブログだとなかなかイメージし辛いですが、例えば手紙だとしたらと考えてみます。
送る相手が居て書いているもの。
その人に伝えたい事があって書いている。
相手がそれを読んだらどう思ってくれるだろう?
書いている間は、ずっと相手の事を考える。
そんな風に、読んでくれる相手のために書くものですよね?


手紙に限らず、文章というのは、必ず読んでくれる誰かがいる。
こんな辺境の地にあるようなブログだとしても、一人くらいはこの文章を目に止めてくれる方がいる。
そうして初めて本当の文章になるのかもしれません。


いつも画面の向こうで誰かが居てくれるとイメージして、その人に「じゃあ、私はこの記事を通して何を伝えたいんだろう?」ということを意識したり、「読んだ人にどんな気持ちになってもらいたいんだろう?」と考えながら書いて行きたいなぁ…と思わせてくれる作品でした。


手書きの手紙などは、どうしても自分の文字が気になってしまうもの。
けれど、自分の文字は世界でただ一人、自分しか書くことが出来ないオリジナルの文字だと教えてくれたのもこの本です。
自分から見ては気に入らない所の沢山ある文字だとしても、手間を掛けて一文字一文字丁寧に書いて送った手紙は、きっと沢山の気持ちを伝えてくれるものだと思います。


自分が書くとなると、どうしても文字の汚さなどが気になってしまうもの。
でも、自分が手紙を貰う側だとしたら、相手の手紙に込めてくれた想いが嬉しくて、多分文字が綺麗とか汚いとか気にならないくらい嬉しくなってしまうと思うのです。
そんな手書きの文字の暖かさなんかも、改めて教えて頂いた気がします。

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オススメ度&満足度

オススメ度:★★★★
個人的満足度:★★★★★


文章を書く機会は誰しもあるもの。
どんな気持ちを込めて書いたらいいだろう?
文章を書く心構えみたいなのが、新たになる素敵な本です。

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